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同窓会概要
会長挨拶
会長写真
 茨城高専同窓会は、昭和44年に発足し、47年を経過しようとしています。卒業生も八千名に到達しようとしており、その間学科増や専攻科も設置され、学校は大きく変化してきております。同窓会もこれに合わせて変化してゆかねばなりません。私は発足当時より幹事としてこの同窓会に携わってきました。当初は卒業生のコミュニケーションの場として卒業生どうしで連絡が取り合えればよいと考え、同窓会の役割は名簿をしっかり整備することと位置づけ活動してきました。卒業生もこれだけ増加するとその変化に発足当時の意義が薄れてまいりました。現に新規の卒業生はコミュニケーション充実だけの名簿作成ではその意義を見出せなくなってきているのが実情です。それが卒業生の同窓会への加入率の減少に繋がっているのではないでしょうか。そこで改めて基本から意義を見出し同窓会の永続を念頭にステップアップしたいと考え会長を引き受けることにいたしました。
 私はこの同窓会の意義について三点を挙げたいと思います。 第一番目は茨城高専の卒業生のコミュニケーションの場を提供することは当初の理念であり、その手段として名簿の整備をしっかり進めてゆくことです。 第二番目は卒業生のメリットです。同窓会は卒業生に対し地元へのUターン等に便宜と援助を与えられることにあると思います。その為に就職指導の先生方と共同して企業情報を共有し、さらに充実して卒業生に便宜を図ってゆけるようにすることです。 第三番目は在校生と教官に対するメリットです。感謝の気持ちから在校生や教官の行事や研究に対し、助成と援助をしてゆくことだと思います。その手段として行事費や研究費の一部を予算の範囲内で援助し、学校と同窓会の協働としての繋がりを保ってゆこうと考えております。これらの意義をきちんと確認し実行して次期世代に橋渡しをしてゆきたいと思います。在校生、卒業生の尚一層のご支援とご協力をお願いいたします。

2016年5月吉日

茨城工業高等専門学校同窓会 会長 宮地 守(昭44機卒)


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